×そういえば
今日は黒執事のアニメがやる日だと気付く。
確かもうすぐだったような。せっかく起きていることだし見ようと思いつつ、ただ今ベッドで携帯をいじってます。
セバスの声が古泉だとか。わくわく。
ちょっと楽しみです。
最近のアニメは夜中にやることが多いですよね・・・。
正直、録画するしかないなーとは思うんだけど、ちょっと恥ずかしくてアニメばっか録画予約できないチキンです。
リボーンは予約録画してるくせにね!!(でもあまり見れていない・・・・orz)
たまに夜更かししたときくらい、アニメを見よう。
結局友人帳も見れなかったんですよね・・・。今度DVD出たら、借りてこようかなぁ。
そうそう、携帯でブログを弄った方がなんとなく効率がいいような気がしたので、
ブログでリボーンオブイノセンス(笑)の続きをちょこちょこと更新しようかなって思ってます。
ちなみに、これより前のお話はこちら→「始まり」
それにしても久々に書いたせいもあり、ゲームもやっていないので
ストーリーを忘れつつあるという。大まかな流れすら忘れてる・・・・!!!
ゲームをやり直さなければ・・・!!!
***
涙で滲んだ目でぐるり周りを見れば、自分たちの他に二人いるが、どちらも怖がる様子はない。
見たところ、二人とも綱吉と同年代かと聞かれれば確信を持って頷けないが、それなりに若いことは確かだ。
一人はを黒い帽子を目深に被り、全身を黒いスーツできっちりと固めている。しかし体躯はまだそれほどがっちりとはしておらず、少年らしい華奢さが感じられる。そのくせ大人っぽいスーツはやけに似合っているし、壁にもたれて立つ姿には隙が無い。何となく、その姿は雲雀と似た雰囲気を持っており、強そうだ、と綱吉は思う。
彼もおそらく転生者だから、というわけではなく、元から強いのだろうと思う。
帽子のせいで顔がよく見えないが、口元だけは油断なく弧を描いていた。
どう見ても、綱吉の苦手なタイプだ。
もう一人は、壁に静かにもたれていた。こちらもまた、隙がない。
彼もまた雲雀や綱吉と同様に制服らしきものを着ているから、おそらく学生なのだとわかる。髪の色は黒だが、同じ黒でも雲雀とは違う。雲雀は艶さえも飲み込んでしまうような黒だが、彼の髪は青味がかった黒だ。それに、変わった髪形をしている。少なくとも、レグヌムでは一度も見たことの無い髪型だ。
よくよく見れば、彼の瞳の色は左右で違い、その容貌は文句のつけようが無い美形であった。右は深赤、左は群青。ついどきりとさせられる色合いだ。しかも、背丈は雲雀よりも高い。どうにも綱吉のコンプレックスをちくちくと刺激してくる少年である。
けれども二人とも転生者なのだ、と思うと、妙に感慨深い。
前世では天上界という同じ世界を生きていたと思うと、仲間意識もじわりと湧いてくるというもの。
すごいことだ。生まれ変わり。
そんなことが現実に在り得るなんて。
そのせいで、こんな転生者研究所などという怪しげな場所に連れて来られてしまっているにも関わらず、綱吉はほんの少しだけ嬉しいと感じてしまう。せいぜいパシリに使われるくらいしか能のない綱吉にとって、友達や仲間と呼べる存在は居なかった。
だから、同じ転生者という境遇にいる彼らとなら、友達となれるのではないかとつい期待してしまうのだ。
そう考えると、現金なことに滲んでいたつなよしの涙は、すっかり乾いてしまっていた。
「…ようやく泣くのに飽きたわけ?」
雲雀から呆れた声がかけられる。
怖い想像ばかりを教えて、綱吉を散々泣かせていた張本人がよくもそんなことを言えたものだ。
ぷう、と頬を膨らませた綱吉がおかげ様で!と嫌味を込めて言えば、まったくだね、と素っ気無い返事が返ってきた。皮肉の通じない男だ。
「それじゃあさっさとここを出る方法を考えようか」
「…脱出するつもりなんですか!?」
驚いてぱちりと目を開けば、雲雀が綱吉の頬を容赦無く殴った。
静かにしろ、と伝えたかったらしいが、それならもう少し優しく教えてもらいたいものである。
「当たり前だろう。こんな湿っぽいところにいつまでもいる理由は無い」
殴られた頬をさすりながら、綱吉は思わず目を輝かせた。言い切る雲雀はどこまでも逞しく、なんとも頼りがいがある。兄貴、と呼んでもいいだろうか。
もちろん呼んだらその瞬間に綱吉の首と胴がくびり離されるだろうけれど。
懸命な綱吉は、しっかりと口にチャックを閉めておいた。
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お久しぶりです
2008-10-11(Sat)00:00
セバスチャン結構描いてました、骸に似てる所もあって区別つかない場合もありましたけどね(笑)
でも黒執事は夜中アニメになると予想してました、うん…いろいろよい子に見せられない所もありますしね(笑)
コメントありがとうございます。
2008-10-11(Sat)01:01
黒執事はグロいシーンもありますしね…!リボーンのような時間にはとても放送できませんよね(笑)
いっそリボーンも夜中にやればいいのになぁ、なんて思います。