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2024-05-12 14:05

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×眠気ばかり

2009-11-10 00:58

今日までに頂いたメールにはすべて返信いたしました。
返事が来てないよーという方は、お手数ですが再度ご連絡くださいませ。
取り急ぎ業務連絡でした。

あーそれにしても、眠いです。すごい眠いです。
最近わりとたっぷり寝てるんですけど、すごい眠い。むぅ。
お布団から出たくない季節ですよね。朝、ぐだぐだしてたい。布団にいたい。
そんで布団に入ったままパソコンやったりゲームしたり、テレビ見たい。
でも最近ちゃんと健康的な生活送っている気がするので、それを崩すのももったいないかなぁ、なんて思ってます。
あとすごいケーキバイキング行きたいです。お好み焼きも食べたい。
お鍋食べたいな。シチューとか。そんで夢の国行きたいです。ネズミー。
なんでこんな食い意地はってるのか。秋だからかな(´・ω・`)
でも今週末くらいにケーキバイキングいって映画見て、今月末くらいに、鍋食べに行く予定です。
やったね!
そしてネズミーランドはいつ行けるのかな……。計画倒ればっかしてる。
来年、来年の春くらいには行きたいぞ。


続きから、こないだつらつらと書いた小噺を載せておきます。
つなよし、ゲットだぜ!な設定の小噺。
おっきくなったぽけひばつなのお話です。ちなみに続きはありません。
※ポケヒバツナ子です。女体化苦手な方は、お気を付けくださいませ。

***

艶々と立派な尻尾を見て、ヒバリは満足げに鼻を鳴らした。小さい頃は綿菓子のようで可愛いばかりの子だったけれど、最近とても綺麗になった。それはきっとヒバリと――ジョットの過剰なまでの愛情のおかげだろう。自分だけが原因で無いことはいささか気に食わないが、まぁ仕方が無い。そこはつなよしがこんなに奇麗に育ったということで、結果オーライというやつだ。

「ヒバリさん?」

ふわふわとした尻尾に鼻を寄せていると、くすぐったそうに身をよじったつなよしが困ったようにヒバリの名を呼んだ。小さい頃と変わらず可愛らしい声だ。昔からこの声に呼ばれると、なんだかお腹のあたりやら、うなじのあたりがむずむずして、むしょうに嬉しくなる。柄にもなく、この自分が「甘やかしたい」なんて思ってしまうのだから、つなよしの声はすごい。
柔らかな尻尾の感触に満足して少しだけ顔を上げると、大きな琥珀色の目がこちらをきょときょとと見ていた。昔からこんなにも好意をダダ漏れにしているのにこの子はちっとも気付く様子が無い。好意自体には気付いているのだろうけれど、その好意がどういうものなのか理解していないのだ。
大きくなったのに、まだまだこの子は幼い。そこが可愛くもあり、歯がゆくもあり。

「……尻尾、随分立派になったね」
「ほんとですか!?」

途端に嬉しそうな顔をする綱吉に、ふ、と笑みを返した。
ゆるゆると柔らかい尻尾の毛を口で軽くはむ。毛玉みたいだったのに今ではシルクみたいだ。
大人になったというより、色気が出てきたのだと言った方が正確か。
そういう年頃だ。心は幼くとも、身体は成長していく。
ただ彼女は、自分が大きくなったことを素直に喜ぶだけだ。
大きくなれば、ジョットの役に立てるんじゃないかと、そう思って喜ぶ。だから周りからどんな目で見られているか何て、きっとつなよしは気付いていないのだろう。

――今だって、そう。
つなよしとヒバリが小さな池の畔でのんびりとしている、その様子を伺う気配。見られているのはつなよしだ。
どこかの盛った馬鹿だろう。つなよしの色香に理性をくすぐられたか。
傍にヒバリがいるというのに、ふらふらとやってくるとは馬鹿なポケモンだ。

尻尾を食むのをやめ、顔をあげたヒバリはぎろりと森を睨む。
ぐる……。
馬鹿なポケモンの居場所にあたりをつけて、殺気とともに低い呻り声をくれてやる。突然殺気を発した雲雀につなよしは尻尾を逆立てたが、ヒバリが喧嘩っぱやいのはいつものこととわかっているのだろう。心配そうにしゅんと耳を下げただけだった。
ぐるぐるという雲雀の威嚇と殺気に、色ボケしていたポケモンも我に返ったのだろう。慌ててこの場から立ち去る気配がした。
そう、ヒバリを敵に回すなど、まともなポケモンのすることではない。そのヒバリのつがいであるつなよしに手を出すなどという愚行も出来る訳が無いのだ。だがふらふらとつなよしに惹かれる馬鹿なポケモンだけは後を絶たない。本当に命知らずなことだ。

ふん、と鼻を鳴らし殺気をおさめたヒバリはつなよしに向き直る。心配そうに見ていたつなよしだったが、ヒバリの殺気が無くなったことに嬉しそうに尾を揺らした。
まさか自分に欲情したポケモンがうろついていたなどとは夢にも思わず、何か敵がいた、くらいにしか思っていないのだろう。純粋なことは喜ばしいが、危機感は持ってほしいと心底思うヒバリだ。

と、小さな手が、ヒバリの尻尾をするりと撫でた。

「ヒバリさんの尻尾も、ますますきれいになりましたねぇ」

小さな爪が、尾先の房の根元をくすぐった。尻尾から背筋まで走ったぞわぞわとしたものに、ヒバリは目元をほんの少しだけ赤くした。つなよしに欲情しているのは、もちろん馬鹿で命知らずなポケモンだけではないのだ。むしろ一番傍にいる、ヒバリ自身が一番つなよしを欲している。

ジョットと一緒になって大事に大事にしてきたつなよしは、少々魅力的に育ちすぎた。
ヒバリの尻尾を楽しそうにいじっているつなよしを見下ろしながら、ヒバリは熱のこもった溜息を吐いた。

十分我慢した、とヒバリは思う。
大体、まだまだ幼いつなよしのためを思ってちゃんと我慢しているのにヒバリが少しつなよしにひっついただけで、ジョットが全力で邪魔してくるのだ。
やれ視線がいやらしいだの、鳴き声が盛ってるだの。鬱陶しいことこの上ない。
大体、視線がいやらしいのも鳴き声が盛っているのも当然だ。
つなよしをそういう目で見ているのだし、求愛の鳴き声なのだから。
……鈍い鈍いつなよしが気付くはずもなく、ヒバリの思いを汲み取ってくれないのでそれらにあまり意味は無いのだけれど。

だから本当に、ヒバリはたくさん我慢したのだ。たくさんたくさん。
ヒバリだってお年頃だ。いや、お年頃になって数年は経っている。
ぶっちゃけた話、いい加減我慢の限界なのである。

ようやくジョットの目を盗んでこの池の畔までデートにこぎつけた。
もういいんじゃないかな、とヒバリは思う。期待に、尾が震える。

だってつなよしとは、とっくの昔につがいの約束をしてある。
今はジョットはいない。
二人きりだ。
静かな池の畔のムードは満点。

「つなよし……」

顔を寄せれば、流石にそこまでは慣れているので、つなよしはちょっとだけ頬を染めて目を閉じた。伏せたまつ毛がふるりと震える様に、ぞくぞくとする。
まだまだ幼いところはあるのに、こういう些細なことでどうしようもなくヒバリを誘ってくる。

触れた唇は昔はミルクのような匂いがしたのに、今では立派に甘い香りがする。
ヒバリを、誘う匂いだ。
首筋に鼻を寄せれば、その香りがさらに強くなる。くらくらした。

もういいかな。もういいよね。

ヒバリは自問自答した。結論を出したのは瞬間だった。
だってもう我慢できないんだ。

そのまま小さな体を草むらに優しく横たえて、ヒバリはとびきり甘い声を出した。
つなよしがヒバリを誘うように、ヒバリにだってきっとつなよしを誘えるはずだ。

「ねぇ、つなよし。……どうしようもなく君が欲しいんだ」

甘く、甘く。小さな耳に吹き込めば、つなよしの喉が震えて、こくりと息をのみ込んだ。
飲み込んで、小さく引かれた顎に、ヒバリはうっそりと笑みを浮かべる。

――願わくば、この場に邪魔が入りませんように。
ジョットを足止めしているであろうヒバードを心の底から応援しつつ、ヒバリは長年欲していた小さくて柔らかな体に身を寄せるのだった。
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