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×たけのこ派きのこ派

2009-09-26 12:09

OB000051.png

(なんだろうこの生き物……)
 
匣の中身がポケモンつなよしだったら楽しいですよね。弱そう。

そんで雲雀あたりにおびえればいいんじゃないの。やんやー。獄寺にもきっと怯える。
そして女の子になつくと思う。あと意外に骸。
それを見た雲雀がイラリとすればいいよ!(なんだよ)

そういえば、今日、予定を見ていたんですね。スケジュール帳。
うん、まあとりあえず今あるごたごたは10月2日には終わるから、(原稿が)なんとかなるとして
イベント。11月1日……。もし受かってて、参加できるとしても
私、もしかしなくても日帰りやん・・・・・・。
ノーーン!!orz ゆっくり遊んで帰りたかったのに!!次の日学校だよママン!
土曜から行っていてもいいんだけど、土曜も学校な気がするんだよなぁ。
でも悔しいから、すげえ遅い新幹線で帰ってやろうと思う(笑)
なんにせよ楽しみです。ソワソワ。
本をゲットしたいんだぜ!

……………ところで。タイトルにもしたけど、皆さんはたけのこ派ですかきのこ派ですか(゚Д゚)
たけのこの里かきのこの山かって話です(笑)
私はどちらも好きなのですが、どっちか選べと言われたらきのこです。
しかしきのこ……人気ない。私の周りにきのこ派がいない。せつない。

でもなんとなく、骸はきのこ派な気がする。(えええええ!)
って言ってたら、某Iえさんにも賛同して貰えました(笑)
そして雲雀はたけのこ派。どっちにしようか悩んだら、そっちを選びそう。
綱吉は中立。かな? どっちも美味しい派。悩んだら両方買うと思う。

というわけで続きからそんな妄想。


あほな話にお付き合い頂ける方だけどうぞ(笑)
状況的には昼休みお弁当後のおやつの時間かなぁ?

***

「邪道だ」

心地好い風が吹き、柔らかな青空が見下ろしている穏やかな午後。風通りも日当たりも良い並盛中学校の屋上にて、風紀委員長が額に青筋を立てて、そう低く呟いた。
その不機嫌な声に、綱吉は口をもごもごとさせながら、きょとんとする。その低い声はどうやら自分ではなく、目の前で同じようにもごもごしている骸に向けられているようだ。
最近は以前より睨みあう回数の減った二人だが、どうにもこうにも反りが合わないらしい。
どちらが喧嘩を売り始めるかはその時々によるが、定期的にこうして小競り合いを行う。いつものことなので、綱吉はまたかと思い、また新しい菓子を口に含んだ。

「何が邪道なんです?」
「君の食べ方だよ」

びしり! 憤懣やる方ないといった呈で、雲雀は行儀悪くも骸の鼻先に指を突き付けた。指を突き付けられた骸は綱吉同様きょとんとし、また菓子をかじった――詳しく言うのなら、きのこの山のかさ、つまりチョコレートの部分を。しかしどうやら、雲雀はそれが気に食わないらしく、切れ長の目をさらにきりりと吊り上げた。

「……その食べ方」
「はい?」
「なんで柄の部分と一緒に食べないんだ」

柄の部分、つまりビスケットの部分とチョコレートの部分を分けて食べるのが雲雀には許せないらしい。

「だってチョコレート食べたいじゃないですか」
「その菓子は一緒に食べてこそだろう!」

そう主張する雲雀の手にはたけのこの里。チョコビスケット菓子としては王道だと綱吉は思う。骸からきのこの山を貰っていたが、そちらも美味しそうなので雲雀の手元からたけのこの里をひとつふたつ失敬した。ザクザクとした歯ごたえが美味しい。

「こうして綱吉みたいに食べるのが王道だ」
「あーたけのこの里はビスケットとチョコが分離出来ないんであまり好きじゃないんですよね」
「だから一緒に食べろよ」

つーかそれなら普通にチョコレート食ってろよ、と綱吉は思う。別にきのこの山食べる必要、無いじゃん。確かにたけのこの里よりチョコ率が高い気はするけれど。ザクザクザク。今度は骸からきのこの山を失敬。さくさくさく。

「いいじゃないですか、僕がどんな風に食べようとも」
「嫌だ。目障りだ。腹が立つ。風紀が乱れる」

乱れるわけがない。冷静にそう思うが、綱吉は無言で咀嚼を続けた。うん美味しい。でも甘いものばかり食べてたから、そろそろ塩っ辛いものも食べたいかも。ポテチとか。

「たけのこの里なんか、チョコレートの味をビスケットでごまかしているだけじゃないですか!」

明○製菓に謝れ。

「ビスケットとチョコの味が調和してるんだよ!」

なんでそんなことに熱くなってるんですか風紀委員長。なんだかヒートアップしてきた戦いにやれやれと思いながら綱吉はずずーと牛乳をストローですすった。まだ身長が伸びるのを諦めていないので、毎日1リットルがノルマだ。

かんかんがくがく。口喧しく言い争いを続ける二人に反比例して綱吉はクールダウンする。ついでにぽかぽかとした陽気と満たされた腹に、なんだかとろんとしてきた。ああ気持ちがいいなぁ。
しかし熱くなった二人はそんなまどろみとは無縁らしい。


「……綱吉くん!」
「君はどう思う!?」

「きのこか!」
「たけのこか!」


さあ、どっち!!
日頃のクールさとか、冷静さとか――普段のイメージとか何かそこらへんを捨てて、鼻息も荒く問い掛けられた質問に、綱吉のとろんとしていた瞳が一瞬だけ冴えた。

「――――心底、どうでもいい」
ていうかポテチ食べたい。

場に満ちていた熱気はその一言でひんやりと冷め、その後しばらくして、屋上には綱吉の穏やかな寝息と、雲雀と骸が無言で菓子を食べる音が響くだけとなった。


*****
いろいろ深く突っ込んじゃだめなSS。
仲良しな三人だっていいじゃない。
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